must reads Vol.3 新規再来率アップ術

新規客をつかんで離さない！
新規再来率アップ術

成功サロンの事例の他、お客さまの心理分析、識者が語る再来店の秘訣など、2回目の来店＝新規再来率を高める方策について「美容の経営プラン」2023年4月号では、特集しています。その中から、新規再来率85％（2022年実績）を誇る、 『i-Le』の取材記事を抜粋してお届けします。

i-Le 代表　山森 信一氏


i-Le
所在地：神奈川県三浦市南下浦町上宮田3508
創業年：1997年
店舗数：2店舗
従業者数：11人
カット料金：¥4,950
URL：　http://www.i-le.net/

i-Leが立地する神奈川県三浦市は、県の最南端。横浜駅までは鉄道で約50分。三方を海に囲まれた半島の先端であり、別の街から別の街へと移動する途中の買い物需要などもほぼ見込めない。集客サイトを利用したこともあるが、リピートしないお客さまばかりで、ほぼ効果がなかった。そうしたことから、i-Leの新規集客はロコミ・紹介が中心。月30人前後が新規来店し、昨年の新規再来率は85％という高率である。だが、紹介客ならば必ず新規再来率が高くなるかといえば、そうではない。高い再来率を維持できないのは、何かしらの問題があるということでもある。

では、i-Leはどのように新規再来を導いているのか。

新規再来率が高い7つの理由

1  集客サイトに出稿しない
2 「新規再来率は 高くて当たり前」と思う
3 「安パイ」の仕事をしない
4  全員で接客する
5  スタッフの個性を集客＆再来の目玉にする
6 スタッフの独立を積極的に支援する
7  接客マニュアルをつくらない

1〜4を 詳しく 紐解きました！

1 集客サイトに出稿しない
2店舗目を出店する際、集客サイトに出稿したが、出店地域では価格の安さを判断基準にする方が少々来店する程度で、再来につながらなかった。その経験から、口コミ・紹介をメインの集客としている。

2 「新規再来率は高くて当たり前」と思う
紹介元のお客さまを通じコミュニケーションの土台ができているから、心を開いてもらいやすい。そのため、口コミ・紹介客を再来させるのは決して難しくない。

3 「安パイ」の仕事をしない
新規で来たお客さまは、何かしらの不満があって店を変えている。冒険しない「安パイ」の仕事は、お客さまからしてみると、「あまり変わらなかった」という感想になる。今までに経験したことのないデザインを提供するため、カウンセリングによるお客さまの深掘りと、技術の引き出しを裏付けとした大胆な提案を行う。

4 全員で接客する
担当スタッフの力だけでは、再来率を上げるのにも限界がある。どれだけ忙しくても、お客さまにはスタッフ全員で接客し、歓迎の意を表す。

理由5〜7詳細はこちらから！


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