モデル・ラジオパーソナリティー MIOさん

Professional InterviewSep.21.2018

INTERVIEW WITH MIO
モデル/ラジオパーソナリティー MIO

誰かの心に寄り添うことができる
ラジオにやりがいを感じて。

8月9日にオープンした『銀座ソニーパーク』内TOKYO FMのサテライトスタジオから公開生放送されているラジオ番組『シンクロのシティ』。2010 年のスタート以来、アシスタントMCとして番組を支え続けているのがモデル、ラジオパーソナリティーとして活躍するMIOさんだ。

実は北京語、英語に堪能なトライリンガルで、高IQ団体『MENSA』の会員でもある才女。クールビューティーな外見からは意外と思えるほど明朗快活。誰に対しても壁がなく、正直な人柄が伝わる本音トークがリスナーから絶大な支持を得ている。

華やかなモデルの世界で感じた虚しさ

15歳の時、NYを家族旅行中にスカウトされ、海外でモデルデビュー。その後、日本のエージェントと契約し、パリコレなどのコレクションや国内外の雑誌、広告で活躍してきた。バージンヘアの豊かで美しい黒髪ロングはデビュー以来、一度も変えていない。

「海外のコレクションはアジア人の枠が狭いので、この髪型は武器になっていたと思います。変えてみたいと思った時期もあったけど、今では髪を含めて私だと思っています」 モデルになる前からファッションや写真など自己表現が好きだったMIOさん。

「自立を重んじる父親の方針で、高校の学費を自分で稼がなければならなかったので、モデルはアルバイトよりもギャラが良かった。そして何より楽しかったですね」

しかし、ファッション業界は華やかな一面もあれば、ワンシーズン前の服は価値が落ちる。同様にモデルも人気や年齢により格差が生じる厳しい世界。

「虚しさはずっと感じていました。モデルのオーデションは就職活動のようなもので、10代の思春期に何十回も落ちると『自分はダメな人間』だと思い込んでしまうのです。仕事がある時は自信が持てたけど、上手くいかない時は不安でした。自分は何か人の役に立たなくてはいけない。自分が存在している意味を見つけなくてはいけない。そう思いながら生きていましたね。そして次第に流行りやお金の価値ではない仕事がしたいと考えるようになったのです」


ヨウジヤマモトの店頭ビジュアル(2013年)


台湾の雑誌に掲載されたビジュアル(2013年)

ラジオという新たなフィールドに挑戦

25歳の時、将来を見据えて描いた夢は、 福祉施設をつくること。モデル業の傍、慶應義塾大学看護医療学部に入学し、看護師と保健師の国家資格を取得。また、心の形を表すことにも興味があり、現代アートの活動も行なっていた。そんな時期、人の心に寄り添う力を持つ「ラジオ」という新しいフィールドで活躍するチャンスが巡ってきた。

「ラジオは、普段の生活に取り入れていただいていることも喜びなのですが、誰かの心に寄り添うことができるのが、私のやりがいになっています。番組終了後にリスナーと一緒に飲みに行き、悩みを相談し合ったこともありますし、心で交流できている感じが嬉しい。特殊な例ですが、刑務所の中で『ラジオから聞こえてくる声が自分の支えだった』とお手紙を頂いたこともあります。偶然なのですが、ママ友や歯医者さんが『ラジオでこういう話をしていて…』と私が話した話題を話されていたこともあり、意外と皆さんの心に残っているのだなと。私が話していたという記憶が残らなくても、誰かに少しでもいい影響を与え、元気になってもらえたら嬉しいです」

『シンクロのシティ』も東京に住んでいる人の街の声とシンクロし、心を通わせる番組。

「どんな人も心の中にある感情のどこかが似ていたり、共感する部分がある。人を批判したり、排他的になるのではなく、あらゆる人を受け入れることができる社会になるよう、草の根活動で発信しています」


8年目を迎える『シンクロのシティ』。堀内貴之さんとの息もピッタリです!

子どもが生まれ、生き心地が良くなった

25歳の時、将来を見据えて描いた夢は、 福祉施設をつくること。

2年前、第2子の出産を機にラジオの出演を週1回に減らし、子育てと仕事を良いバランスで両立させている。
「無条件に自分を受け入れてくれる子ども達がいるので生き心地が良くなりましたね。昔は自分の居場所をつくるために名声や人気がすごく大事なことだと思っていたけれど、だんだん地に足がついてきて、本当に自分のやりたいこと、大事にするものがわかってきた感じです。老人介護施設と児童福祉施設を合わせ、働く人がバーンアウトしないような労働環境の福祉施設を作りたいという夢は今も継続中です。その目標に向かって、自分のできることを真面目に一生懸命やりながら生きていきたいと思います」

4歳と2歳児の母として奮闘中です!


Profile/MIO (モデル/ラジオパーソナリティー)
1982年6月20日、台湾(台北)生まれ。日本人の父、台湾人の母を持ち、5歳から日本で過ごす。モード誌からストリート誌、美容業界誌まで数々の雑誌に出演。Y’sのパリコレクションや東京コレクションの様々なブランドでウォーキングの経験もある実力の持ち主。2010年10月からTOKYO FM「シンクロのシティ」のパーソナリティを務める。2015年11月に高IQ団体「JAPAN MENSA」の会員になる。

レプロエンタテイメントHP
http://www.lespros.co.jp/talent/models/mio/
Twitter @aboutmio

TOKYO FM 80.0『シンクロのシティ』
毎週月〜木 15時〜16時50分。 GINZA SONY PARK STUDIOから公開生放送でお送りしている「進化するTOKYOとシンクロする」ラジオプログラム。MIOさんは火曜日のアシスタントMCとしてレギュラー出演中。