第4回 ヘアドネーションチャリティーカット

EVENT REPORTSep.21.2018

 

 

EVENT REPORT

第4回 「ヘアドネーションチャリティーカット」

ここ数年、髪をバッサリ切った芸能人が寄付したことがニュースとなり、注目されている「ヘアドネーション」。今回は、賛同サロン主催のチャリティーイベントをレポートします!


髪で社会貢献できる「ヘアドネーション」。
賛同サロンの輪を広げて
悩みを抱える子ども達を笑顔に!

8月21日(火)、東京・二子玉川の賛同サロン『55JET ai HAPPY HAIR MAKE』で第4回『ヘアドネーションチャリティーカット』が開催されました。ヘアドネーションとは、一般の方に31㎝以上の髪の寄付を募り、フルオーダーの医療用ウィッグを製作。脱毛症や乏毛症、小児ガンなどの治療や外傷などで頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに完全無償で提供する活動のことです。55JET ai HAPPY HAIR MAKE 代表の當間 紀之さんにお話を伺いました。

 

55JET ai HAPPY HAIR MAKE 代表
當間 紀之さん

 

同イベントは事前にホームページやSNSを通じてボランティア美容師と髪を寄付するドナーを募集。今回は参加したドナー43人。サロンの垣根を超え、各地から集まったボランティア美容師22人が10時から18時まで無償でヘアドネーションカットを行なった。

同店がヘアドネーション活動を始めたのは、2014年。20周年を迎えるにあたり、感謝の気持ちを社会貢献で返したいと考えていた時、日本で最初にヘアドネーション活動を立ち上げたNPO法人Japan Hair Donation&Charity(通称:JHD&C)代表理事の渡辺 貴一氏と知り合ったことがきっかけだった。以来、ドナーのカットだけでなく、レシピエント(ウィッグを受け取る人)のウィッグ製作も行い、双方の橋渡しをしている。


次々とドナーが来店。笑顔と幸せオーラが溢れていたイベント

「活動を行なっていくうちに、ドナーの一人ひとりに髪を伸ばされてきた想いがあることを感じるようになりました。僕らはドナーに最善の努力でジャストなヘアスタイルをつくることが使命。友人などから『髪切ったの? 似合っているね』と声をかけられたら、そこから会話から広がり、ヘアドネーションの輪が広がっていくと思うからです」と當間さんは話す。

同店では、営業時、通常カット料金の20%オフ(次回も20%オフ)でヘアドネーションカットを行なっているが、多い月で50人のドナーが来店する。年齢は様々だが春・夏休みは子どものドナーが多い。同店はJHD&Cの賛同サロンの中で最も多くのカットを行なっていることから、未経験の美容師から問い合わせも増えているという。

「店長さんクラスの方でも、ただ毛束を作って切るだけでいいと思われている方も多いのですが、ロスをしないために通常のカットとは異なるテクニックが必要です」。店舗で実施する前に一度切っておきたいという美容師さんも多いことから、ノウハウを学んでいただく機会として、同イベントを毎年開催している。


友達に触発されて寄付するために3年間伸ばした髪を提供した 小学1年生のドナーも

「ヘアドネーションは髪のロスもなくなりますし、良いことしかありません。日々の売り上げなどから抜け出たところで、美容師としての喜びを感じることができる。スタッフも賛同してくれています。お客様も意識の高い方が多く、今日の皆さんの笑顔を見てもらえばわかる通り、幸せのオーラが溢れています」

都内では賛同サロンが増えつつあるが、郊外や地方ではまだ数が少ないのが現状だ。JHD&Cによると賛同サロンは3333店。これまでウィッグをプレゼントした数は288個。ウィッグを待っている人数は238人(9月7日現在)。

「こういったイベントを通じて、一人でも多くの美容師さんに賛同していただければと思っています。ヘアドネーションが当たり前という業界になることが私の目標です!」


最初の一束は 記念にドナー自身がカット


記念写真もこの笑顔!


check it!

55JET ai HAPPY HAIR MAKE
https://www.55jet.co.jp

Japan Hair Donation & Charity
https://www.jhdac.org