資生堂プロフェッショナルは、「-韓国トレンドが生まれる瞬間に立ち会う- 見て、触れて、再現するリアルトレンド KOREAN TREND SEMINAR」を9月2日に開催しました。講師は韓国の人気サロンA BY BOM(エイ バイ ボム)のディレクターHANAさんとスジョンさん。韓国のカットトレンドとカラートレンドをモデルデモで紹介した後、紹介されたトレンドのスタイルを参加者たちが実際にウィッグで再現しました。セミナー中、参加者からはたくさんの質問が寄せられました。
韓国の人気サロンA BY BOMとは
A BY BOMは、2010年に誕生した韓国を代表するプレミアムサロンです。韓国のトレンド発信地である清潭洞(チョンダムドン)に4階建ての店舗を構え、ほかのサロンとは一線を画すクリエイティブでユニークな複合空間として、トレンドに敏感なお客様のニーズに応え続けています。韓国の芸能人やアイドルのヘアメイクを担当するデザイナーが多数在籍し、世界各国から連日多くのお客様が訪れています。
今回講師を務めたのは同サロンでディレクターとして活躍するお二人。

HANAさん(Instagram:@abybomhana)
2017年に英・サスーンの上級課程を2017年に終了し、カットデザインの発信が強み。多数のファッション誌やテレビ番組に出演し、韓国の芸能人やアイドル、インフルエンサーから支持されています。

スジョンさん(Instagram:@psj530)
ヘアカラー教育を担当。繊細かつ洗練された韓国のトレンドカラーを発信しています。多くのファッション撮影やドラマ撮影をプロデュースし、韓国の芸能人やアイドル、インフルエンサーの顧客を多く抱えています
注目はDe:cutとスレート系ベージュブラウン
HANAさんは注目のカットトレンドとして、「De:cut(ダブルレイヤーカット)」を紹介。「ボブにチャレンジするのは勇気がいるけれど、ロングスタイルに飽きてしまったという人におすすめのスタイル。フェイスラインを自然に流れるカットラインでロングの雰囲気を維持しながら、新鮮さを味わえるデザインを作ろうと考えて辿り着きました」と解説しました。韓国の女性は重みのあるラインを好むと話し、フロントはラウンドでバックはスクエアを意識するのがポイントだそう。



「『De:cut』は顔の輪郭や個性を演出するデザインカット。特にイヤーラインに沿って二層のレイヤーを繊細に設計して、柔らかいけれど洗練された印象を作るのが特徴。このスタイルは韓国の20〜30代のみならず幅広い年代に愛されています。韓国ドラマやK-POPを通じてアジア全域で注目されています」(HANAさん)
スジョンさんは、「スレート系ベージュブラウン」をトレンドカラーとしてピックアップ。都会的なムードを醸し出す、洗練されたベージュブラウンがお客様から支持されていると言います。トーンはやや暗めながら重たさはなく、肌に透明感を与えてくれるのが特徴です。


資生堂プロフェッショナルのカラー剤「プリミエンス」を使用。カラーレシピはN9 PA9 1:2(OX6%)
デモンストレーションでは、カラー剤を使った前処理「プリピグミンテーション」を紹介。ダメージが目立ち色味が抜けやすい毛先にまずカラー剤を塗布。その上からさらにカラー剤を重ねることで色もちがアップすると話しました。
「韓国のヘアカラーは流行を追いかけるだけでなく、パーソナルカラーを通じてその方の肌のトーンやイメージ、雰囲気を引き出します。とくにブラウン系カラーでは赤みをおさえた落ち着きのあるクールトーンのブラウンが好まれます。韓国ではファッションを通り越して、パーソナリティやアイデンティティを表現する重要な要素としてヘアカラーが認識されてます」(スジョンさん)

参加者がウィッグで実践
セミナー後半は、参加者がウィッグを使って実践。HANAさんの技術を間近で見たり、レクチャーを受けながら個々に取り組みました。



韓国美容にまつわるQ&A
セミナー中、HANAさんとスジョンさんに韓国の美容トレンドにまつわる質問が多く寄せられました。その中からいくつかを紹介します。
Q.韓国といえばデジタルパーマが人気のイメージです。カラーと同時に施術する人が多い?
A.「日本人はカラーを楽しむ方が多いですが、韓国ではパーマの方が人気だと思います。デジタルパーマとカラーの両方を希望するお客様も多くいます。ダメージが心配な方にはヘアカラーではなく、カラートーニングをおすすめしています。ウエット状態で塗布して、アンモニアの量を抑えてカラーをします。またブリーチはなるべくさけていただくようにお伝えしています」(スジョンさん)
Q.韓国でマット系のヘアカラーが好まれるのはなぜ?
「ヘアカラー選びではパーソナルカラーが大切です。お客様の表情や肌のトーンが一番美しく見えるカラーをセレクトします。韓国ではウォームトーンの方でもクールトーンを希望されることが多く、ゆえにクールなカラーが人気です」(スジョンさん)
Q.カットではセニングを使うこともありますか。
「韓国人は毛量が多い女性が多く、セニングを使用する美容師もたくさんいます。ですが私はあまり使いません。パーマをかけることが多いので、セニングを使うとSカールやCカールがきれいに見えないんです。次回来店時に提案するスタイルまで想定して、しようを控えています」(HANAさん)
Q.カウンセリングで意識していることはありますか。
「ファッションやアクセサリー、靴まで、全身を良く見るようにしています。サロンの後にお出かけするかも確認します。またパーマをかける場合は朝ブローするのか、シャンプーは朝か、夜かも伺います。ライフスタイルを伺うことで、過ごしやすいスタイルが提案できます」(HANAさん)




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