みなさん、今回は第四回目でしたが難しかったでしょうか！？  意外に分からなかった問題もあったのではないでしょうか? 是非これを機会にヘアケアマイスターに挑戦してみませんか？

第四回　毛髪の様々なデータ＜毛髪科学＆スキャルプケア編＞
問題　赤い□に当てはまる数字や言葉を入れましょう。

Q1.
“肌の生まれ変わりのサイクル ”のことをターンオーバー（新陳代謝）といいます。通常のサイクルは約□週間、□日周期です。

A1. 4・28

解説　ターンオーバーのサイクルが乱れると、不完全な角質層しか形成されず、バリア機能が低下して、肌荒れや乾燥を引き起こします。

Q2.
人間が１日にかく汗の量は、約□ml ～□mlといわれています。

A2. 700・900

解説　気温が高くなる夏や運動をすると汗をかきます。これは上がった体温を下げるためです。水は蒸発するとき周りの熱を奪うという性質があります（気化熱）。汗にも同様の性質があり、肌の上で蒸発することで体の熱を奪い体温を下げることが出来ます。

Q3.
紫外線分類のUV B波の防御効果を表す指標をSPF（□）と呼びます。

A3. サンプロテクションファクター

解説　SPFは紫外線を浴びた際に発生する肌がヒリヒリと赤くなるような炎症をどの程度抑制できるかを表したものです。SPF1=20分 SPF30の日焼け止めクリームを塗った場合、20×30=600分。約10時間程度の日焼け止め効果が期待できるということになります。

Q4.
毛髪は一生成長し続けるわけではありません。ある程度成長をつづけた後、その成長は徐々に弱まって自然に抜け落ち、再び新しい毛髪が生まれるといった周期を繰り返します。この周期を□（毛周期）といいます。□は、『成長期』『退行期』『休止期』で区分されます。

A4. ヘアサイクル

解説　成長期は男性3～5年、女性4～7年、退行期は2～3週間、休止期は数ヵ月といわれています。　

Q5.
脱毛には生理的に起こる自然脱毛と病的に起こる異常脱毛があります。自然脱毛の場合は、コーミングやシャンプーなどの軽い力で1日に□本 ～□本程度の毛髪が抜け落ちると言われています。

A5. 50・100

解説　異常脱毛の場合は、さまざまな原因により症状があり、よく知られているものとして、壮年性脱毛症、産後の脱毛症、脂漏性脱毛症、ダイエットによる脱毛症、粃糠性脱毛症、円形脱毛症、びまん性脱毛症などがあります。

近藤 裕孝（日本ヘアケアマイスター協会 認定講師　ガモウ企画部）
ヘアケアマイスターを取得する事は、ヘアケアを中心に頭皮・毛髪の専門知識を身に付けてお客様との会話やアドバイスに活かす事。会話の中から様々な提案が出来るようになり、お客様との強固な信頼関係につながります。その為に、まずはセミナーを受講する事からはじめましょう!!

答えが解らない方・もっと深く学びたい方は→日本ヘアケアマイスター協会
http://www.jhcma.or.jp/

ヘアケアマイスターブック
定価：2,500円＋税
2019年2月1日　第4版 第1刷

発行者：立川智宏
発行所：日本ヘアケアマイスター協会
〒105-0013　東京都港区浜松町2-10-6 第1小林ビル 7F
TEL：03-6450-1460　FAX：03-3438-8211
表紙デザイン：古川こずえ
写真：七海麻子
印刷・製本：明和印刷株式会社

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