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Beyond the limitsMay.18.2018

TOKYO HAIRDRESSING AWARDS 2018
自分の中に眠るクリエイティビティを解き放て!
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THA 2017 リアルデザイン部門で見事グランプリに輝いた
イセキリエさん(THE REMMY)にお聞きしました!

THA 2017 リアルデザイン部門グランプリ
イセキリエさん
THE REMMY(オーナー)

THAに応募された理由を教えてください。

２作品エントリーし、グランプリと最終ノミネートに選んでいただいたのですが、どちらもガモウの撮影セミナーで講師をした時に同じモデルで創った作品です。モデルも光もイメージとピッタリ合い、とても気に入った作品が出来たので出してみようと思ったのです。THAは新しく頑張っているコンテストだけど、伝統がある関西のKHAにはまだ勢いで負けている感じがしていて、関東を盛り上げたいなという気持ちもありました。

リアルデザイン部門の定義をどのように解釈されたか教えてください。

クリエイティブとリアルデザインの境目って難しいですよね。でも、規定通りに地毛で作って、光で髪がちゃんと写って入ればいいのではないかと思います。私が創るものはクリエイティブというほどクリエイティブじゃない。よく見ると普通。日本人の髪で創るのが好きなので、私はリアルデザインの方が好きです。クリエイョンはサロンワークの延長で別物だとは考えていません。髪が先行ではなく、光やメイクなどトータルで見て、そのモデルに可愛く似合っているか、それを一枚フォトでどう表現するかだと思います。

THA 2017 リアルデザイン部門グランプリ作品

インスピレーションはどこから得ている?

普段から色々なものを見ますね。写真集も気に入ったらジャンルを問わずに買います。その時々で流行りがあって、最近では信竜淳二さんの昔の作品とかアフリカなどの民族の写真が好きです。あと、街を歩いている人の髪が気になります。おばぁちゃんとか外国人とか、可愛いと思ったら写真を撮らせてもらうこともあります。私はトレンドをよく知らないし、ハイブランドも着ないので、面白いと思うものが人と違うのかもしれませんね。絶対にやらないのは、コンテストで優勝した人の作品を真似ること。